幅広く自分の知識を盛り込むことで、論旨が主観に流れないようにする

2010/07/05 添削例, 看護学校受験 by 管理者

お客様が依頼された添削内容

あなたの家族が、末期がん等回復の見込みのない病気にかかった場合、あなたは本人に告知をしますか、それともしませんか。理由を付して説明してくださ い。(600字程度)

もし私の家族ががんなどの回復の見込みもなく、命に関わる病気にかかったらどうするだろうか。本人に告知するかしないかが大きな問題である。

もし、それが夫だったら私は迷わず告知するだろう、本人には知識も豊富にあり、隠して資料を続き手逝けばすぐに自分ががんであることをさとってしまうからである。そのようにして「自分はがんではないか」と悟るよりも、最初から「がん」だち告知した方が信頼関係もより強くなり、治療の効果も良く出るのではないかと思う。

但し、これは人によって異なる。もし私の両親であったなら告知はしない。特に母は告知はしないで下さいと医師に申し出ている。それなのでもし自分ががんであることを知ったときのショックを考えると、やはり隠しておいて治療を進めていった方がよいと思う。治療を進めていく上で悟ってしまったらしかたがないのだが。本人が知らない方が治療の結果も良く出るのではないだろうか、

それでは自分自身はどうかというと告知して欲しい。自分の置かれている状況をきちんと掴み、治療に専念したいと 思う。なぜなら、自分がどういう状況におかれているのか、あるいは通院しているのかを知らずに治療を進めても効果が出ないと思うからである。

イクスによる診断
もし私の家族ががんなどの回復の見込みもなく、命に関わる病気にかかったらどうするだろうか。本人に告知するかしないかが大きな問題である。

もし、それが夫だったら私は迷わず告知するだろう、本人には知識も豊富にあり、隠して資料を続き手逝けば(誤字は極力ないようにしましょう)、すぐに自分ががんであることをさとってしまうからである。そのよう にして「自分はがんではないか」と悟るよりも、最初から「がん」だち告知した方が信頼関係もより強くなり、治療の効果も良く出るのではない かと思う。

→ 小論文で大切なことは第三者を説得するということです。つまり客観的に誰にでも通じる「根拠」をつけて「証明」をしなければなりません。しかし「夫」に関 しては主観的で第三者には通じません。「本人には知識も豊富にあり」といいますが、もっと夫 がどういう知識に関してなぜ豊富にあるのかを書かなければなりません。

→ また夫が恒常的に強い人である点も十分書く必要があります。なぜなら最後の段落で「患者さんが告知を望んでも、実際に告知をするとショックを受けてしまうこと もすくなくないそうである」と書きましたが、よく考えれば夫にもこのことは当てはまるかもしれませんね。そうではない、夫なら告知されても絶対大 丈夫とどうしていえるのでしょうか?そこをしっかり「根拠」をつけて「証明」してみてください。

但し、これは人によって異なる。もし私の両親であったなら告知はしない。特に母は告知はしないで下さいと医師に申し出ている。それなのでもし自分が がんであることを知ったときのショックを考えると、やはり隠しておいて治療を進めていった方がよいと思う。治療を進めていく上で悟ってしまったらしかたが ないのだが。本人が知らない方が治療の結果も良く出るのではないだろうか(←ここは○で区 切る)

→ 「母」関してはご自身が「告知はし ないで下さいと医師に申し出ている」とのことですから、これを根拠として「やはり隠しておいて治療を進めていった方がよい」は第三者にも納得できます。こ のように常に根拠をつけることが大切です。ここはとてもよく書けました。

それでは自分自身はどうかというと告知して欲しい。自分の置かれている状況をきちんと掴み、治療に専念したいと 思う。なぜなら、自分がどういう状況におかれているのか、あるいは通院しているのかを知らずに治療を進めても効果が出ないと思うからである。

→ ご自分について「自分の置かれている状況をきちんと掴み、治療に専念したいと思う」という考えがしっかりしているので、「告知して欲しい」はまず第三者に も通じます。いいでしょう。

病気の告知は、その病気の種類と患者さんがどういう患者さんなのかで決まると思う。患者さんが告知を望んでも、実際に告知をするとショックを受けて しまうこともすくなくないそうである。したがって、その辺を見極める事も難しく、最も身近な家族の裁量できまると思う。

→ 「患者さんが告知を望んでも、実際に告知をするとショックを受けてしまうこともすくなくないそうである」は本当にその通りだと思います。それだけにむしろ 「家族であっても断定しにくい難しさがある」という結論の方が自然でしょう。「根拠」→「結論」は自然なつながりを持つべきで、それが第三者を納得させる のです。

※ 今回とてもよかった点は、序論→本論→結論という段落構成ができたところです。本論が家族に関する考察に終始したところもまとまりがありました。前回の学 習が生かされていますね。

※ ただ家族個々について述べたのでは、主観に流れるおそれがあります。もっとこの「告知」という大きな問題について知識を入れましょう。知識をもとにした大 きな見方の中で家族に関して見つめてみましょう。「知識の箱」ファイルを別にメール送付します。よく読んでその内容を反映させて論を深めてください。

※ 必ず「根拠」をつけて、第三者にも通じるように説明することを忘れないでください。

※ では次回楽しみにしています。できればスカイプで直接話しましょう。チャットよりも多くの情報が交換できると思います。がんばってください!

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